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前立腺癌というもの

 男性は二人に一人は罹病する前立腺癌という、男性しかかからない

病気の話をします。非常に進行の遅い癌で自覚症状もありません。

相当重症になって、初めておかしいと気付くのです。

 

 私の場合は、頻尿といって、トイレが極端に近くなる症状で、あわてて、

泌尿器科に行きました。これから書くのは素人のことで、多少間違いが

あるかもしれませんが、お話しとして読んで頂ければ良いと思います。

 

 話を最初に戻します。男性は50才を過ぎたら、毎年の健診の際、必ず、

必ず、PSA検査をすべきです。これは、採血が必要ですが、結果は一週間

以内に分かります。調べるのは血液中に存在する前立腺癌要因です。

 

 PSAが4.0以上だと前立腺内に癌細胞が出来ている「可能性あり」です。

そうしたら、必ず、必ず、泌尿器科のある、大きな病院で検査を受けるべき

です。 まず、触診といって、肛門経由、前立腺に触って肥大していないか、

調べます。 肥大がないからと、安心してはいけません。「生検」という、

これも直腸経由、前立腺に針を刺して、組織片を8個以上取って、病理検査に

まわして顕微鏡検査をします。 局部麻酔するので痛みはありません。

 

 症状が軽ければ、放射線物質を入れた微細カプセルを前立腺に埋め込めば

短期間で全快します。 前立腺癌というのは、男性ホルモンを栄養源として

いるので、もっと症状が進めば、前立腺全摘手術で根治出来ます。 この

手術もロボットを使って簡単に出来る様です。アメリカでは患者の八割は

この全摘手術で全快するそうです。

 

 私の場合は、前立腺全体で癌組織がはびこり、隣接しているリンパ節にも

転移し、血液に乗って全身の骨にまで癌組織が転移していることが、CTとか

MRIで分かり、放射線照射で癌組織を壊滅する作戦となりました。骨に付着

するのは、前立腺癌は骨の組織も栄養源にするからです。

 

 この放射線照射もコンピューターで管理されており、医療技術の進歩に

目を丸くしました。ただ、一度に照射するのは、微量であり、毎朝20分

位、前立腺に4週間(土日は休み)、リンパ節に4週間と、2か月通院

しました。 ところが、骨には放射線をあてられなくて、カルシウムの

増強のための皮下注射を月1回と、内服薬で補強しました。

 

 前立腺と睾丸で男性ホルモンが造成されるので、抑制剤の注射を毎月

一回打ちました。 然し、癌が再発すると、今度は放射線は使えず、

ホルモン療法だけになり、それも利かなくなったら、ゆっくりと最後の

時を迎えることになります。 救いは前立腺癌はほかに転移しても、

前立腺癌のままで、肺癌とか胃癌、肝臓癌とかに変わることはなく、

進行は遅いとの事です。

 

くれぐれも、早期発見と対応をされるよう、警告します。