2017-7-6 植物の精気

 雨の合間を縫って、何とか散歩が出来ている。

今日は武蔵村山市の海道緑地の周りを歩いて来た。

植物も実にいろいろな香りやら匂いを発するものだ。

所謂、森林浴に浸かってきたが、植物の精気が

たっぷりと身体に沁み込んだような気がする。

 

 我が家の周りは80才以上の高齢者が多いが、周りの

緑から精気を貰っているせいか、皆さんお元気なようだ。

 

 精気と云えば、最近、ブログで「気」の話を見つけた。

中国、印度、チベットなどには、「気」を操る術が存在する

ようである。「気功」とか「合気道」という言葉も耳にする。

 

 日本語にも「気」に関連した言葉が沢山ある。

例えば、上の「精気」の他に「空気」「蒸気」「元気」

「人気」「運気」「気力」「生気」など。

まだまだ、沢山ありそうだ。

漢字の言葉は中国から伝来したのかもしれないが、

大昔から「気」という概念が日本人の意識の中にも

根付いていたのではないか。

 

 「気」とは何なのか。気=エネルギーと云う説がある。

科学的には、脊髄から全身に神経組織が広がっており、

神経の中には情報伝達する媒体として電気が流れている。

この電流に何らかの刺激を与えると、脳に伝達されて、

必要な指示が該当する器官や筋肉に伝えられる。

 

 自律神経は自分の意思で操作は出来ないというのが

常識だが、上記の「気」を操るテクニックを身に付けると、

自分の精神を落ちつけたり、高揚させたり出来るらしい。

体内にエネルギーを発生させ、それに気持ちをのせて他人に

渡したり、他人のエネルギーにも気持ちをのせて貰って、

受け取ることが出来るらしい。

 

 これは、子供のときから、ピアノやバレーを習うような

感覚で習って身に付けたら、能力の向上とか、精神力を

つけるのに役に立つのではなかろうか。