初めてのカラー映画「石の花」(続)
前回、旧ソ連のカラー映画「石の花」の話を投稿し、発注したDVDが
着いたら、又、記事を書くかもしれないと予告した通り書きます。
先ず、訂正があります。 映画のもとは「ウクライナ地方」の民話と
云いましたが、「ウラル地方」の間違いです。
更に、ネットの記事では、この映画は旧ソ連のカラー映画2作目となって
いたのですが、「最初」だったようです。
DVDの裏表紙の説明が気に入ったので、紹介させて頂きます:
”スクリーンに咲き誇った夢のファンタジー
~ 旧ソ連最初のカラー劇映画”
映画はモノクロばかりだった終戦直後、石に花が咲くように世界の
若者を幻惑した旧ソ連最初の”総天然色”劇映画。 若い彫刻師は
初仕事で大きな花の鉢を彫る。 鉢には生命がこもっていなかった。
銅山の女王は、彼を魔法のとりこにして、雪深い洞窟に誘い込み、
年に一度咲く石の花を見せて、自分に従えば石細工の奥義を
授けると口説く。・・・
今日のカラー映画に見る華やかさは無いが、おおらかで素朴な
夢幻の世界に陶酔する。
テレビとパソコンと両方で再生してみたが、65年位前に
日比谷公会堂のスクリーンで観たときの感動の記憶には程遠い。
然し、母親が無料試写会の抽選に応募葉書を出してくれたこと、
貧しい戦後の時代でカラー映画を観た驚きを思い出して目が
潤んだ。 ついでに、ネットから関連画像をコピーしたので
載せておきます。